ファミリーリンクは何歳まで使える?13歳と18歳の誕生日に起こる変化

ファミリーリンクはいつまで使えますか?
高校生の子どもが外してほしいと言ってるけれど、親としてはまだちょっと心配で…。

ファミリーリンクは、最大18歳になるまで使えますよ!
誕生日が来ると自動的に解除されます。

お子さんのスマートフォン利用を見守る上で、Googleの「ファミリーリンク」はとっても便利なツールですよね。

利用時間やアプリの制限、位置情報の確認など、いろんな機能で保護者をサポートしてくれます。

しかし「いつまで使えるんだろう?」「年齢によって何が変わるの?」といった疑問をお持ちの方も多いことでしょう。

この記事では、ファミリーリンクがいつまで利用できるのか、そしてお子さんの成長に伴って、特に13歳と18歳の誕生日にどのような変化が起こるのかについて、詳しく解説します。

この記事を読んでわかること
  • 13歳になった時のファミリーリンクの変更点
  • ファミリーリンクでいつまで管理できるか
  • 管理機能が終わる時の注意点
目次

ファミリーリンクの基本的な仕組み

まず、ファミリーリンクの基本的な仕組みについて簡単に触れておきましょう。

ファミリーリンクは、保護者の方がお子さんのGoogleアカウントを管理し、スマホやタブレットなどのAndroidデバイスやChromebookの利用状況を把握・制限できるサービスです。

ファミリーリンクの主な機能
  • 利用時間の制限
  • アプリ管理
  • コンテンツフィルタの設定
  • 位置情報の把握
  • デバイスをロックする

他にも、安心・安全をサポートする様々な機能があります。詳しくはこちらの記事を参考にしてくださいね。

13歳の誕生日が来るとどうなる?

ファミリーリンクの利用において、最初の節目となるのがお子さんの13歳の誕生日です。

Googleのポリシーにより、13歳以上になると、子ども自身が自分のGoogleアカウントの管理方法を選択できることになっています。

まず、13歳の誕生日を迎えると子どものGmail宛てに通知が届きます。

実際に届いたのは、誕生日の翌日でしたよ。

メールの下の方にある「アカウントを更新する」をタップして、手続きを完了すると、子どもが自分でアカウントを管理できるようになります。

保護者のGmailへも通知メールが届きます。

これで、子どもはアカウント設定を自分でカスタマイズすることができるようになります。

また、子どもが自分の意思で、ファミリーリンクの管理機能を解除する手続きを行うことも可能です。

詳しくはこちらの記事を参考にしてくださいね。

保護者による管理を継続する場合は特に何もすることはなく、これまで通り保護者によるアカウント管理と、ファミリーリンクの管理機能が継続されます。

つまり、ここでの重要なポイントです!

13歳以上の子どもは、その気になれば自分でファミリーリンクの管理機能を解除できてしまうので、保護者が一方的に管理を継続できるわけではありません。

もし、保護者からみて「この子に全て任せるのはまだ早い」と感じるなら管理機能を継続した方が良いかもしれません。

その場合は、なぜ管理が必要なのか、いつまで続けるかなど親子でよく話し合って、お互い納得した上で管理するようにしてあげましょう。

親からの一方的な管理は、思春期の子どもにとっては窮屈に感じられ、反発を感じてしまうかもしれません。

18歳になると起こる変化

そして、ファミリーリンクの利用におけるもう一つの大きな節目が、18歳の誕生日です。

ファミリーリンクの管理対象となる年齢は、Googleのポリシーに基づき18歳未満までとされています。

つまり、13歳以降も保護者による管理を継続してきた場合でも、子どもが18歳の誕生日を迎えると自動的にファミリーリンクの管理から外れます。

この時点で、お子さんのGoogleアカウントは完全に独立して、保護者は一切の管理機能を利用できなくなります。

利用時間の制限やアプリの管理、位置情報の確認なども含め、すべての機能が利用できなくなることを、事前に理解しておきましょう。

18歳は法律的にも成人となって社会的に自立し、自分の行動に責任を持つ年齢とされていますから、ファミリーリンクの管理が終了することは、大人として一歩を踏み出す上で自然な流れですね。

ファミリーリンクを終了する時に注意したいこと

ファミリーリンクの管理が終了した後も、子どものスマホ利用について一切何もできないわけではありません。

強制的な管理から、互いの協力・信頼へと関係性をスムーズにシフトしていけるといいですね。

子どもの年齢や成長段階をよく観察して、必要に応じてインターネットやデジタルツールの適切かつ安全な使い方について、日ごろから話しながら一緒に考えてみましょう。

また、アプリ等の課金や支払いの設定を確認してあげることも大切です。

「制限がなくなったら自由に課金をしたい」と考える子どもは多いと思いますが、就職等で経済的に自立するまでは、保護者が料金を負担している家庭も多いですね。

お金がかかることに関しては、まだ本人に任せられない部分も出てくるため、親子間できちんとルールを設け、際限なく課金やコンテンツ購入などができないよう、支払いの設定を確認しておきましょう。

ファミリーリンクの管理機能が終了した後も、ファミリーグループに子どものアカウントを残しておけば、課金や支払いの制限を設けることができますよ。

18歳以上も管理を必要とする人に

ファミリーリンクは18歳になると利用できなくなってしまいますが、中にはスマホ依存が強い人や自分で管理することが難しく健康を損なうリスクのある人もいると思います。

そんな方には、18歳以上でも利用できる管理アプリもありますので、必要に応じて検討してみるのも良いでしょう。

ファミリーリンクの管理終了に関する【Q&A】

18歳の誕生日を過ぎたのにファミリーリンクが解除されないのはなぜですか?

Googleアカウントに登録されている生年月日が正しいかどうか、保護者のファミリーリンクアプリから確認してもらってください。誤って実年齢よりも低く設定されていると、誕生日を過ぎても解除されないことがあるため、正しく変更してもらいましょう。

もし、保護者に協力してもらうのが難しい場合は、アカウントの年齢が13歳以上であれば、自分でアカウントの管理を解除することも可能です。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

【まとめ】

ファミリーリンクは、お子さんのスマートフォン利用を安全にサポートするための強力なツールですが、その利用には期限があり、お子さんの成長に合わせて、保護者の役割も変化していく必要があります。

それでは今回のポイントです。

ポイント!
  1. 13歳未満の子どもは、ファミリーリンクの管理機能を付けることが必須
  2. 13歳以上は、保護者の管理を続けるか、アカウントを自分で管理するか選択できる
  3. ファミリーリンクの管理は18歳になると終了する

お子さんが成長と共により自律したデジタルライフを送れるよう、保護者の方も理解を深めて適切なサポートを続けていきましょう!

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