
ファミリーリンクに登録した保護者同士で、位置情報を見ることはできる?



ファミリーリンクで管理できるのは「子どものみ」です。
夫婦間で位置情報を共有したい場合は、Googleマップの機能が使えますよ!
今回は、ファミリーリンクの保護者同士で位置情報を共有したい場合の方法について解説します。
Googleファミリーリンクは、保護者が子どもの位置情報を管理し、居場所を把握することができるアプリです。
しかし大人の場合、同じファミリーグループに追加しただけでは、保護者同士で位置情報を共有し合ってお互いの居場所や行動を把握することはできません。



たとえ夫婦間でもプライバシーの侵害になってしまうかも!
大人を含め、ファミリー全員で位置情報を共有したい時は、Googleマップの機能が使えますよ。
この記事では、ファミリーリンクとGoogleマップを組み合わせて、保護者同士で位置情報を共有する方法について解説します。
- 保護者同士で位置情報を共有したい
- 家族の居場所をまとめて見れるようにしたい
- 自分の位置情報共有を解除する方法を知りたい
ファミリーリンクでできること、できないこと
ファミリーリンクアプリは、保護者が子どものスマホ利用状況や、居場所を管理するためのみまもり専用アプリです。
そのため、位置情報を見れるのは、管理対象に設定されている子どものみとなっています。
管理者や保護者、18歳以上の家族は管理対象にならず、互いの位置情報を見ることもできませんので注意しましょう。
Googleマップで位置情報を共有する方法
大人同士で互いの位置情報を共有したい場合は、GoogleMapの機能が使えますよ。
この機能を活用することで、家族が互いの居場所を確認することができるようになります。
その方法について、見ていきましょう。手順に従って、やってみてくださいね。
Googleマップアプリとアカウントの準備
まず、ご自分のデバイスにGoogleMapアプリがインストールされているか、確認しましょう。
インストールされていない場合は、アプリストアからダウンロードできます。
GoogleMapアプリを開いて、ご自分のGoogleアカウントでログインして準備完了です。
現在地をリアルタイムで共有する


スマホのホーム画面からGoogleマップのアプリをタップして開きます。


次に、画面右上にある自分のプロフィールアイコンをタップします。


次に、表示されるメニューから「現在地の共有」を選択してください。


初めての相手と位置情報を共有するときは、画面上の「新たに共有」をタップしてください。


- 「1時間」など共有する時間を選択しましょう。「無効にするまで」を選んだ場合、手動で停止するまで共有を続けることができます
- 「候補」から家族なと、共有したい相手を選択します
- 「その他」から連絡先に登録されている人を選択することもできます
- 相手を指定できたら「共有」をタップします


LINEやGmailなど、他のアプリから自分の位置情報を共有するリンクを送信することもできます。
リンクを送信したら、次に相手のデバイスからの操作が必要です。
- 相手のデバイスに通知やリンクが届きます
- 相手の人は届いた通知を開き「〇〇さんと現在地を共有」をタップします
- 時間を設定して「共有」をタップしましょう
これでお互いの現在地をリアルタイムで確認できるようになります。
家族に限らず、友達や仕事の取引相手との待ち合わせなど、いろんな目的で使うことができますよ。



現在地の共有は、必ず相互の同意の元で行いましょう。
家族全員の位置情報を共有するには
子ども、大人を含めて家族全員の位置情報を管理するには、Googleマップアプリとファミリーリンクアプリを組み合わせて使うのがおススメです。
子どもの位置情報管理はファミリーリンクがおススメ
ファミリーリンクで管理対象になっている子どもの位置情報は、ファミリーリンクアプリで見ることができます。
ファミリー リンクの設定で、子どもの位置情報共有を有効にしておきましょう。
ファミリーリンクの方がスムーズに現在地を更新してくれるので、こちらの方が安心ですよ。
また、管理者ではない保護者のGoogleマップに、子どもの現在地は表示されませんが、ファミリーリンクからなら、確認できます。



両親2人をファミリーリンクの管理者と保護者に設定すれば、両親とも子どもの居場所を確認できて安心・便利ですね。
管理者と保護者の違いや、保護者を追加する方法については別記事でご紹介しています。参考にしてくださいね。
大人の位置情報はGoogleマップで共有
大人の現在地を子どもに共有したい、または大人同士で現在地を共有する場合は、Googleマップアプリの現在地共有機能を使いましょう。
なぜなら、ファミリーリンクでは大人の位置情報を共有することができないからです。
このように、大人、子どもを含む家族全員で位置情報を共有したい場合、2つのアプリを組み合わせて使ってみてくださいね。
Googleマップだけでもできる?
ある程度大きいお子さんで、子どものデバイスから保護者へ、共有する操作が可能なら、大人と同様にGoogleマップからの現在地共有をしても良いでしょう。
家族みんなの居場所をGoogleマップひとつでまとめて表示できるとわかりやすいですよね。
ただし、その場合は子どもが自分で共有を停止することもできてしまうので注意してください。
位置情報を共有するときの注意点
家族を含め、他者と位置情報を共有するとき、以下に挙げるいくつかの注意点を確認してから使用しましょう!
位置情報の共有は安全に
共有した相手からは、自分の居場所や行動範囲を見られることになります。
自宅や職場などの個人情報を知られる可能性もあるため、信頼できる人とだけ共有しましょう。
共有を終了する方法も覚えておく
位置情報を常に他人に共有したままにしておくと、知られたくない行動も見られているかもしれず、人間関係のトラブルを招く原因にもなってしまいます。
あらかじめ時間を制限して共有するか、または用事が済んだら停止しておくと良いですね。
停止したいときは「位置情報の共有」メニューから、「共有を停止」を選ぶだけで簡単に停止できますよ。



位置情報の共有は、基本的に必要な時だけ行うようにしましょうね。
ファミリーリンクの位置情報共有【まとめ】
Googleマップの「現在地の共有」機能を利用すると、家族や友人とリアルタイムで位置情報を共有できます。
状況に応じて、待ち合わせや安全確認などにも使えて便利です。
- 子どもの位置情報管理は、ファミリーリンクアプリを使うとスムーズ
- 保護者、大人同士で共有するには、Googleマップの【現在地の共有】機能が使える
- 2つのアプリを上手に組み合わせて家族の居場所を管理するのがおススメ
共有する際は、相手や時間の設定に注意して、プライバシーに配慮しながら利用しましょう!
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