子どものYouTube依存を防ぐ!テレビでの視聴時間制限ガイド

テレビのYouTubeに時間制限を設けることはできる?

GoogleTV搭載テレビは、YouTubeに時間制限をかけることができますよ!

今回は、YouTubeに時間制限を設定できるテレビの機種について紹介します。

子どもたちがYouTubeにハマりすぎて止められないと、やるべきことができない、夜更かしで生活習慣が乱れてしまうなど、色んなことが心配になってしまいますよね。

特にテレビでYouTubeが見られる環境のあるご家庭では、より気軽に見れるのでコントロールが難しく、長時間の見すぎに悩む親御さんも多いです。

この記事では、YouTubeの視聴時間を制限できるテレビの種類と、おススメの機種について紹介します。

ぜひ参考にしてくださいね。

この記事を読んでわかること
  • YouTubeの視聴時間を制限できるテレビは?
  • 時間制限を設定できるおススメのテレビ
  • メーカーやアプリによるYouTubeの制限機能
目次

Youtubeの視聴時間を制限できるのはGoogleTV!

ズバリ結論から言うと、実用的な形でテレビのYouTubeに時間制限を設定できるのは、「GoogleTV」です。

GoogleTVが搭載されたテレビでは、子ども専用プロフィールを作成して、視聴時間や利用できるアプリ、コンテンツの制限を設定することができます。

また、保護者のプロフィールはPIN(暗証番号)でロックでき、子どもが自分でプロフィールを切り替えて使うことを防ぐこともできるので安心です。

まずGoogleTVとはどんなテレビか、解説していきます。

GoogleTVとは?

GoogleTVは、Googleが提供するスマートテレビ向けのプラットフォームです。

ここで言うプラットフォームとは、YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスを利用するための環境のことです。

例えばパソコンなら、MacやWindowsなどがプラットフォームにあたりますね。

従来のAndroidTVなどのスマートテレビでは、「YouTube」「Netflix」など複数のアプリから特定のアプリを選択して、さらにその中から見たいコンテンツを探す、という操作方法でした。

その点、GoogleTVでは、テレビ番組や映画など、利用中の動画配信サービスからコンテンツを一括検索ができたり、お気に入り登録をしたりすることができます。

新型のテレビにはGoogleTVが初めから搭載されているものも多く販売されており、このステッカーが目印です

GoogleTVのロゴマーク
GoogleTVのロゴマーク

またGoogleTVでは、視聴する家族一人ひとりがそれぞれのプロフィールを作成して利用することができ、自分だけのお気に入りリストを作成できます。

視聴履歴からユーザーごとにおススメのコンテンツを提案してくれる機能も便利ですよ。

GoogleTVの設定で時間制限する

さて、このように便利な機能が多いGoogleTVですが、子どものテレビ見過ぎを防ぎながら適度な範囲で楽しく見せてあげたい、と考える親御さんにとって、とてもありがたい機能が付いています。

つまり、子どものプロフィールを作成することで、動画やテレビの視聴時間を細かく管理できるんです。

そんなテレビをずっと探してました!

具体的には、次のように時間の設定ができます。

一日の利用時間制限

まず、1日の利用時間の上限15分単位で設定することができます。

また、曜日ごとにそれぞれ違う上限時間にすることも可能です。

平日は学校があるから短め、土日は休みで時間があるから長めなど、細かく決められるのは便利ですね。

また、おやすみ時間の設定「視聴できない時間帯」を設定でき、夜更かしによる寝不足を防ぐこともできますよ。

そして、YouTubeなど動画を見ている最中に利用時間の上限に達したり、おやすみ時間になると「タイムアウト」画面になります。

続けて見るには保護者の暗証番号かパスワードの入力が必須で、強制的に視聴を終わらせることができるのが、GoogleTVの特徴です。

保護者アカウントへの切り替えも、PINでロック可能なので、子どもが買ってに保護者アカウントに切り替えて視聴することもできず、目をはなしても安心して見せてあげられます。

子どもの動画視聴時間をキチンと管理したいご家庭向けと言えるでしょう。

ファミリーリンクでも管理できる

GoogleTVはファミリーリンクと連携して、保護者のスマホから遠隔操作で管理する方法も可能です。

外出先からでも、子どものYoutube他動画配信アプリの視聴時間を確認したり、ロックするなどの操作ができると、より安心ですね。

ファミリーリンクはGoogleTV以外にも、主に子どものスマホやタブレットなどのデバイスに使える、みまもりツールです。

ファミリーリンクの機能についてはこちらの記事を参考にしてください

GoogleTV搭載のスマートテレビおススメ!

GoogleTVが入っているテレビは、有名な大手メーカーで言うとシャープとソニーの最新機種が代表的です。

以下に通販で購入できるおススメ機種をご紹介します。

まずは、シャープ(Sharp)AQUOSのGoogle TV搭載製品です。

4.5畳~のお部屋向けサイズ

6畳~やや広めのお部屋に

AQUOSは液晶パネルに高い技術が採用されており、映像の美しさだけでなく、周囲の明るさに対応した見やすさを兼ね備えているのが特徴です。

次は、ソニー(SONY)ブラビアのGoogleTV搭載商品です。

SONYのBRAVIAシリーズは、高品質な映像や音響が特徴で、世界中で高評価を得ている機種です。

今あるテレビにGoogleTVを入れることはできる?

すぐにはテレビを買い替える予定がない、今のテレビをそのまま使いつつ、YouTubeの時間を制限したい…。

そんなご家庭では、後付けタイプのデバイスがおススメです。

スマートテレビに「GoogleTV with Chroamcast」を接続すれば、GoogleTVの機能を使うことができますよ!

購入前にお使いのテレビが対応しているか、必ずご確認ください。

GoogleTV with Chroamcastを使える条件
  • テレビ本体にHDMI端子があるか
  • Wi-Fi環境も必要

テレビ本体のHDMI端子に差し込んで、GoogleTVの機能が使えます。

より進化した新モデル。テレビ以外にも、スピーカーや照明などのスマート家電を、テレビで一括管理できます

その他テレビで使える視聴制限機能

GoogleTV以外で、YouTubeの制限をする方法はいくつかあります。主にコンテンツの制限機能が多いですが、一部時間の制限ができるものもあります。

順に見てみましょう。

SONYのブラビア見守りでできる制限

SONYのブラビアTVには、「ブラビアみまもり」という機能があります。

テレビ本体と保護者のLINEアプリを連携して、遠隔で視聴時間やコンテンツの制限、利用状況の確認ができる機能です。

子どもがテレビを見過ぎていないか随時チェックして、LINEで「そろそろ勉強の時間だよ」など、テレビ画面にメッセージを送ることができます。

「今すぐ」「5分後」「30分後」など、指定した時間にテレビ画面をロックすることも可能です。

デメリットとして、ブラビアみまもりはその都度、保護者からリアルタイムでの遠隔操作が必要で、制限を自動化することはできません。

AndroidTVでのコンテンツ制限

GoogleTVの入っていないAndroidTVの場合は、子ども用プロフィールの作成機能がないため、時間やアプリの制限はできません。

コンテンツの制限としては、YouTubeアプリ内の「制限付きモード」で不適切な内容を含む動画が表示されないようすることは可能です。

その他のスマートテレビにも、YouTubeアプリ内に同じ機能があるものが多いです。

YouTube Kidsはアプリ内のみ時間制限が使える

大人用の標準YouTubeアプリとは違い「YouTube Kids」アプリには、コンテンツ制限だけでなく、時間制限機能も付いています。

指定した時間になると動画が停止され、保護者がパスワードを入れて承認しないと再開できない仕様になっており、まだ幼いお子さんには有効です。

小さい子向けのコンテンツが探しやすい点も、使いやすいですよ。

しかし、成長と共にテレビの操作を覚えて自分で使えるようになってくると、YoutTubeKids内の動画に飽きたら他のアプリに切り替えて視聴を続けることができるようになる子が多いです。

そうなると、YouTubeKidsだけ時間制限をしても、あまり意味がないかもしれませんね。

標準YouTubeや他の動画アプリをインストールしていない環境ならば、便利に使えるでしょう。

東芝REGZAの「保護者による制限」機能

東芝製のREGZAには、機種によって子どものテレビ視聴を管理する「保護者による制限」機能が付いているものがあり、You Tubeなど動画配信サービスも含まれます。

REGZAの制限機能
  • インターネットサービスへのアクセスを制限する
  • 動画アプリごとに暗証番号を設定できる
  • You Tubeアプリ内で再生履歴・検索履歴の保存停止、自動再生の無効化などができる

このように、インターネットを通じた動画配信サービス全てを制限する、またはアプリごとに暗証番号を設定して子どもが勝手に見れないようにするといった機能を使って、子どもの視聴時間やコンテンツをある程度制限することが可能です。

デメリットとしては、保護者が不在時に、「時間を決めて視聴を許可する」ことができず、「ゼロまたは無制限」のどちらかになることですね。

FUNAIなど、その他メーカーのテレビにも、視聴年齢制限によってコンテンツの制限を設定する機能のあるテレビがあります。

Youtubeの時間制限がスマートにできるのはGoogleTV!

その他、YouTubeを視聴する機能が搭載されているテレビには、年齢によるコンテンツの制限を設定できるものもありますが、強制力のある時間制限はできません。

以上いろんなテレビの機能を比較してみて、たどり着いた結論は…

内容だけでなく時間の制限をしつつ、適度な範囲で見れるようにしてあげたい、という場合は、「GoogleTV」の機能がいちばんニーズにフィットしたサービスと言えるでしょう。

今お使いのテレビにHDMI端子があり、WiFi環境がある条件が整っていれば、「GoogleTV with Chroamcast」を挿し込んで使うことができますよ。

またはテレビの買い替え時期にきているご家庭の場合は、GoogleTV搭載のテレビを購入するとよいでしょう。

GoogleTVは単に時間制限ができるだけでなく、複数の動画配信サービスから同時にみたいコンテンツを検索してお気に入りに追加できます。

家族1人ずつプロフィールを作成して、自分だけのライブラリを管理して楽しむこともできるので、家族全員のお気に入り動画がごちゃ混ぜになる煩わしさから解放されて、よりスマートにサクサクと感覚的に使えますよ。

YouTubeアプリの機能で視聴時間を制限することはできますか?

アプリ内の視聴時間を管理する機能としては、「休憩を促すリマインダー」や「就寝時のリマインダー」があります。

これらの機能はあくまで時間になったことを通知するもので、確認ボタンをタップするだけで視聴を続けることができるので、強制的に停止するものではありません。

【まとめ】YouTubeの見過ぎから子どもを守ろう!

今回は、YouTubeの視聴時間を制限できるテレビやデバイスの種類と、具体的な制限機能について解説しました。

YouTubeは興味を引く動画をいくらでも見つけることができ、適度に利用する範囲ではとても楽しく、有益な情報を得られる手段でもあります。

テレビのYouTubeは画面が大きく、リモコン操作でより手軽に使えるのがメリットです。

しかし子どもの場合は大人と比べて自己管理が難しいため、時間を決めて終わりにするのが難しく、勉強など他の活動に影響が出やすい点が悩ましいですね。

できれば、適切な設定で時間やコンテンツを適切に制限しながら、その範囲内で安心して楽しく見れるようにしてあげられるのが良いですよ。

ポイント!
  1. テレビでYouTubeなど動画サービスの時間制限をするには、GoogleTV搭載のテレビが便利
  2. GoogleTV with Chroamcastをスマートテレビに接続する方法もある
  3. BRAVIAなど、メーカーによって時間制限機能のある機種もある

適度にテレビを見せてあげたいけれど、やるべきこともちゃんとやってほしいし、テレビに依存させたくない!

そんな子育てのお悩み解決に、ぜひ役立ててくださいね。

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